情報システム学科の新しい教員として 藤田 和広 准教授が着任されました。
以下は藤田准教授の研究の紹介です。
電気電子機器の開発では、設計の初期段階で機器の電磁的な特性を予測することが必須になりつつあります。電磁気の現象をコンピュータ上で仮想的に再現・予測する技術は、電磁場解析として知られており、自動車などの産業分野から先端科学分野まで広く使われています。本研究室では、電磁気学が関わる幅広い分野を見据え、機器設計における問題解決を目的とした電磁場解析技術の高度化やその応用に関する研究を行います。例としては、電磁場を高速に計算する技術や正確に予測する手法の開発、高電圧現象や電力機器、粒子加速器への応用などです。コンピュータを用いて電磁気の問題を解くことにより、複雑な現象を理解していきます。