情報システム学科の新しい教員として 土田 光 講師が着任されました。
以下は土田光講師の研究の紹介です。

近年、機械学習をはじめとしたデータ利活用に注目が集まっています。しかし、データ利活用時の有用性と安全性にはトレードオフの関係があり、両立することは困難です。本研究室では、有用性と安全性の両立のために、暗号理論や情報セキュリティに関する研究を行います。たとえば、従来の暗号技術よりも低コスト・高機能な暗号技術である「高機能暗号」や、OECDやISOが定めるプライバシー原則の実現・強化に有用である「プライバシー強化技術」が研究対象です。また、機械学習のセキュリティに関しても、研究に取り組んでいます。これらの技術を研究することで、データ利活用の安全な実現に挑戦します。